内定者SNS導入から教育を変える

内定者SNSの導入のきっかけは内定者間交流と合わせて、内定者個人学習の管理の徹底でした。今までは内定者に月1つのワークを出し、期間内にメールで提出してもらっていましたが、管理が大変な面と提出有無の確認に手間がかかっていました。そのため、SNS内で提出を管理し、事前アラートを送ることで課題の管理を行いました。管理面の問題は解決しましたが、更にもうひとつの課題は、教育の効果を高めるという点でした。

SNSと連動させた教育をオリジナルで設計

SNSの運営はスムーズに進められていたため、更に発展させるという面で、SNSとうまく連携させたオリジナルの教育を設計し、内定し式と合わせて研修を実施し、SNSでその後の研修フォローを実施しました。内定者には、入社前のマインドセットをベースに、自分自身が今何をすべきかを自ら見つけ、そこに対して解決する方法を考え、スケジュールを組むというものでした。課題の内容は今までは統一されたものでしたが、自らに合ったものを選択するというものに変更しました。

リアルとWEBを融合させて効果を高める

それぞれが選んだ課題を管理するという事でより一層管理が煩雑になるところでしたが、SNSをうまく活かし、課題提出のフォームを作成し、それぞれがしっかりと課題を提出できるようにしました。また、SNS内で課題でわからないところがあれば確認することもでき、スムーズに課題を進めることができました。リアルの内定者研修を実施し、その後SNSで研修管理をすることができ、融合させることで効果を高めながら管理を徹底しました。

コロナ禍においても有効な内定者研修に

新型コロナウイルス感染拡大により、研修がオンラインになりましたが、それでもリアルの研修をオンラインの研修に作り替え、オンライン研修と合わせたSNSの融合を考え、実施することで、オンラインでの研修でも同様の効果を維持することができました。 入社前研修の管理という課題と合わせて研修と連動させてSNSを有効活用する提案をすることで研修効果を高めることができました。
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