内定者フォローから育休フォローへ

内定者フォローでSNSをご利用いただいていた企業様からある日、「ダイバーシティのプロジェクトを立ち上げることになって相談事が・・・」と一本の連絡がありました。 話を聞くとプロジェクトの1つとして育休・産休者をしっかりとサポートし、復職しやすい環境をつくるためにSNSを有効活用していこうという話になり、内定者で使っているフォローサイトを上手く使えないかということでした。

課題は煩雑な管理からだった

育休・産休対象者は、グループ会社も含めると、年間30名程度。その30名の管理は今までできているようでできておらず、年に数回会社から書類を送る程度でした。書類は企業の動きや社員特典のセール情報など・・・。しかし、受け取る側としては個人名も含まれた書類の管理も大変だという話も出てきました。まずは、SNSで一元管理できるように対象者を全員登録し、年間通じて郵送したり、メールで連絡していた内容をSNSで一本化することができました。

復職をサポートするOBOGの存在

サイトには、対象者はもちろん育休・産休から復職したOBOGの先輩にも参加していただきました。復職するために知っておくべき制度や流れなど、気になることが自宅からでも気軽に聞ける環境をつくることができ、安心して復職に向けて準備ができるようになりました。またSNSだけではなく、月に1度会社で一緒にランチを食べながらOBOGと話す機会やママ友の輪をつくる活動も実施。WEBとリアルの両側面からサポートする環境ができました。

安心して働ける環境をつくるために

結婚、出産、育児といったライフワークにより、キャリアアップを諦めざるをえなかったり、復職せず退職してしまうことは、優秀な人材を手放すことになります。妊娠・出産・育児の経験を持つ女性社員だからこその目線や知識が商品開発に活きたり、顧客満足度をつくることもあります。今回のプロジェクトでSNSを導入することが、育休・産休対象者をフォローアップし、スムーズに復帰できる風土を作るきっかけの一つとなりました。
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