SNS導入から2年。新たなチャレンジを。
内定者SNSを活用して内定者の交流や連絡などを行っていました。そんな中、内定者フォローの振り返りをしている中で、内定者フォローの本質的な課題は内定辞退が多く、承諾につなげることに苦戦しているというところにありました。そのため、内定者SNSの運用を承諾してからではなく、最終選考で合格を出してからすぐに準備し、スタートしていくという方法に変更し、新しい内定者フォローのカタチをつくっていくことにしました。
合格者フォローの設計からサポート
まず最初に進めたことは、内定承諾者の承諾理由や就活状況の確認と自社のリソースの見える化でした。内定者SNS内でアンケートをとり、承諾した学生の思考を把握し、どのようなことを合格を出した学生に伝えていくべきかを考えました。更に、先輩にアンケートを取ったり、仕事エピソードを聞きながら、合格したが学生に伝えていくコンテンツを作成していきました。時期は12月頃。内定を出すずいぶん前から半年分のコンテンツが出来上がりました。
フォローすべき合格者を把握する
すでにコンテンツが出来上がっていることで、3月からは週に3回配信していくだけというスムーズな運営をすることができました。更に週3回の配信は、合格者のアクセス数に変化をもたらしました。アクセスの状況によってフォローすべき対象者の優先順位をつけ、フォローを強化することができるようになりました。たとえ優先順位を下げたとしても週に3回は企業から連絡がと届くようになり、今まで間が空いていた合格から承諾までの期間を埋めることができました。
ロイヤリティを高めるためのフォローサイト
合格を出してからサイトへ招待するというスムーズな流れができる事で、合格を出してからほったらかしにする時間が無くなりました。それだけではなく、学生からも気軽に連絡が取れるようになったことでコミュニケーションの量も増えました。そのようなアクションが、合格者が意思決定するためのロイヤリティを高めるという事につながり、結果的に承諾率の向上につなげることができました。