内定承諾率を高めるために
BtoC業界のため、幅広く他社企業とバッティングすることがあり、内定出しからの辞退が大きな課題でした。辞退抑制に向け、学生に対して積極的にメールや電話でのやりとりを行っていたが、選考が進んでいくにつれて内定者が増えていくため、徐々にフォローが煩雑になったり、状況共有の管理もうまく出来なくなっていました。そのため、WEBツールを導入することで全体的なフォローを行いつつ、管理の効率化を行うために導入することになりました。
限られたマンパワーで最大限のフォローを実施
内定出しをした学生からWEBサイトに案内を行い、新店舗の情報やお薦め商品といった会社に関する最新情報を届けていきました。また会社情報に対する「未読・既読の状況」や「サイトのアクセス状況」に応じて、フォローすべき対象をあぶりだすという狙いもありました。これによりリアルタイムで状況把握ができるようになったので「いまやるべきフォロー」を素早く行うことができるようになりました。
チャット機能でこまめなやりとりを実施する
フォローの中でも一番力をいれていたのが「コミュニケーションの量」でした。いままではメールでのやり取りで状況把握や質問などといった「不安払拭のコミュニケーション」を行っていましたが、たがサイトを導入してからはチャット形式に切り替え、「気軽に行えるコミュニケーション」に切り替えました。アプリがあることで学生の返信頻度も大幅に改善され、密なやりとりが行えました。
課題であった承諾後の辞退は0名に
コミュニケーションを深めていったことで以前は聞けなかった学生の「将来に対する不安」を聞くことができるようになり、相談役としての役割を行うことが多くなりました。人事側も「本当に自社にマッチングしているのか?」という視点で誠心誠意、学生と向き合い、こまめにコミュニケーションを行ったことで導入年度については承諾後の辞退は0名に改善されました。現在は10月以降も配属面談などこまめに行い、入社後の早期離職防止に力を入れています。