早期から就活に取り組んでいる優秀層を囲い込むために
夏から冬にかけてインターンシップを行っていましたが、夏に参加してくれた学生の説明会への進捗率があまりよくなく、内定を出しても辞退されてしまい、「出会えているが効果が出ていない」という状況でした。そこで夏インターンの効果を高めていくためにプレ期間からコミュニケーションを頻繁に行い、マッチング率を高めていくためにWEBサイトを導入しました。
間接的なコミュニケーションを図ることで繋いでいく
まずはインターン参加者を対象にWEBサイトに案内を行い、情報配信を行いました。ただ、今回の狙いは「コミュニケーションを頻繁に行いたい」という内容だったので企業情報や仕事に関する内容でなはなく、就職活動に関する情報や相談に対する回答などを中心に発信を行い、「なんでも教えてくれる人事担当」という印象を受け付けることに注力しました。
接触機会を設け、見極めを実施
また情報発信だけでなく、就職相談会という就活イベントを開催しました。実は就職活動に関する情報を発信していたもう一つの狙いとして夏インターン参加者に対する秋・冬に向けたセカンドイベントの参加率を高める工夫でもありました。さらに就活系のイベントを行う事で自社にあった優秀層を見極め、特別選考の対象者の見極めを行うものでもありました。
特別感を演出して、優秀層を囲い込む
プレ期間の母集団は200名程度から優秀層50名まで選抜し、早期選考を実施しました。そこからさらに10名に絞り、ナビなどのサイトを解さず、個別でのやりとりを中心に行った結果、内定承諾3/4(内定承諾率75%)と優秀層の獲得に成功しました。現在は通年採用の実現に向け、自社オリジナルの採用設計に注力しています。