新卒採用の早期化に伴い、プレ期間の運用を強化する

導入のきっかけは6月以降の母集団形成が減少傾向にあり、目標人数の確保が難しくなっていたことでした。そこで冬にしか実施していなかったインターンシップを夏から実施することで母集団確保に努めることになりました。しかし、夏参加者に対するセカンドインターンシップといったプレ期間で実施できるコンテンツがなく、どのように繋ぎ止めを行っていくかがプレ期間を強化していく上で大きな課題がありました。

インターンシップ実施前から会社理解を行う事で理解度を高める

そこでインターンシップ予約者を対象にWEBサイトに案内を実施し、アクセスしてくるかどうかで参加の意思があるかの確認と併せて、インターンシップがより楽しめる工夫として事前に会社や仕事に関する情報発信を行いました。またオンラインインターンシップ用のコンテンツとして当日もサイトを活用するようなコンテンツを用意し、他社とは違ったインターンシップを構築していきました。

インターンシップ終了後も継続的なフォローを実施

もう一つの採用課題としてインターンシップの実施日にては先輩社員が参加できない日もありました。そこでインターンシップ終了後に先輩社員に関する情報配信を中心に発信することで先輩社員の声を通じて具体的な仕事などについて理解できるよう努めました。そのほかにも研修内容や就活コンテンツを配信することで興味度合いを高めていきました。

プレ期間からの選考までの進捗率は9割

初めての取り組みだったにもかかわらず、8月から2月までに計19回の情報配信を行いました。その結果、インターンシップ参加者の9割がそのまま選考に参加し、その年と内定者の6割はインターンシップから繋がっていました。現在は早期に採用が終われるよう、さらにプレ期間の行動量を増やし、フォローできる体制を整えています。
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